まどかは今、演奏会の準備に追われている。
もちろん自分の演奏の練習なんだが、
こういう時に、生徒の練習の指導に関するひらめき
がけっこうわいてくる。
なんというか実体験にもとづくアイデアというか
自分にも言い聞かせる部分も大きい。
とにかく【できない部分をとりだしそこばかりを
しつこくやる】ということ。けっこうこれが当たり前のようでいて
できないものである。うたえるところを楽しいのでやってしまう。
つっかかるところ、おもしろくないところばかりをやるのだ。
パッセージは短ければ短いほどいい。
音楽を楽しむことはこの際あきらめよう。
うたえないところをとにかくやる。やりまくる。
ゆっくりしか弾けないところを何百回とやるのだ。
そうすると、全体が弾けるようになるのが早い。
仕上がってくる。弾けないところだけを弾く。
忍耐強くやりましょう。ピアニストもそれをやっている。
ちょっと弾いただけであんなにうまく弾けるわけがない。
影で人には絶対見せられないような練習、苦労をしている。
途中の段階はとてもじゃないけど人には聴かせられない・・
プロでもそう。だから練習で下手なのは恥でない。
さあ、出来上がりを想像して・・頑張りましょう。
完成は1日にしてならず・・

腕に力が入っているとすぐに疲れます。
手首に力が入っていると手がかちかちに硬直して
いた〜い！って言う風になります。
無駄な力は入れないで指先に神経を集中させる。
でもな〜んか練習にはまってしまって気がつくと
5hくらいたってしまったら、上腕部がキ〜っと
痛む！指先も鍵盤にあたるといた〜い！！！！
それから手の横の部分（小指の付け根から手首にかけて）
いた〜い！！！（苦）
休めばいいものをばんそうこうで指にテーピング状態！
病院で「腱鞘炎です。ピアノは弾かないように」な〜んて
いわれて喜べるのは学生の時だけだね。
仕事がらみで演奏しなきゃならないのはやはり隠れてでも
練習！学生の頃の気楽さが時には懐かしい・・やはり学生で
楽にしすぎたのが今の苦労と関係してるとは認めたくない・・
初見力と練習の成果のスピードはやっぱりくやしいけど
関係あるよ。効率的な練習、やりましょうね。
プロになっても楽しめるように・・・しかし手が痛い・・

毎日練習することの大切さについて
ある人は1日5H練習するとします。
でも毎日じゃなく2日おきだったとします。
またある人は1日2H練習するとします。
毎日欠かさず練習するとします。
いちがいに練習時間だけをとってみても
その内容いかんによては結果は異なりますが
2日おきの人と毎日の人とではあきらかに毎日した人
のほうが上達します。もっといえば毎日グランドピアノで
練習した人は早く上達します。
長年ピアノと向き合ってきたまどかですがこの事実に対して
「なぜ？」かは説明できないのが残念ではがゆいです。
毎日少ない時間でもいいからコツコツやる
これこそが本当にうまくなるカギといえるでしょう。
グランドピアノがおうちにおけない人は音楽教室で
レンタルピアノがありますのでそういう練習室で毎日
弾いてみるといいでしょう。30分単位でお金はとられますが
お金がかかってるとまた真剣度もUP！するので
充実した時間がすごせますよ。まどかも利用しています。
音楽学校の学生は学校の練習室毎日並んででも利用してくださいね。
まどかも在学時はお世話になりました。
毎日、毎日ですよ。これはやってみないとわかりません。
行動あるのみ！

生徒に計画的練習を奨励しておいて
自分は・・というと・・
これまた締め切りにおわれておりまして・・
HPでもと少し紹介しておりますように
ちっちゃな演奏会を時々やっております。
それは先生たちもちゃんと練習して技術をなまらせない
ためと、親御さんにもっと熱心になってもらいたい
というのと、先生みずから練習することによって生徒の
練習する気持ちを理解し、より効率的な練習の仕方を
アドバイスするためでもあります。
だから親にくいついてもらえるナンバーをやったりして
ほとんど新譜になるのは当然で・・
やはり譜読みに追われるわけです。
プライベートなことをいいますと我が家では娘が
小学校に入学しましてなんと・・親が学校にいく
行事の多いこと・・時間が・ないし・・
やっぱ、参観のようなものは行ってやらないとという使命感・・
時間をおくれ・・・
といいながらも演奏会はぜひお楽しみに♪

気分転換をどのようにするか、は
自宅でお仕事をする人にとっては
とても重要なことです。
いつでも自由にしていいかわりに
いつでもできるから、とあとまわしにして
時間に追われてしまう。
睡眠不足→趣味の時間がない→仕事の会話しかしてない等
これではいけない・・
家族との大切な時間・・
そんなこんなで
唯一、休憩の時間を発見！
それは・・
学年懇談会など大勢の中で聞いてるだけの時・・・
聞いてるようで誰もきいていない（笑）
よし！ねるぞ！
前で校長が何かいってるけどたいしたこと言ってない模様・・
これこそ睡眠不足解消時間有効活用だった。

読書をたくさんするのを【乱読】
っていうのがあるでしょ。
ピアノもそれににたような【乱弾き】
のような、ただ、弾きまくる。
ということをしたい時があって、
そんな時にえらぶ曲はクラシカルな曲ではなくて
月刊「ピアノ」などで紹介されている、今はやっている
曲などをとにかく弾きまくる。
新曲でも耳からの情報でメロディーは追えるので
とっかかりやすいでしょう。
いろいろ演奏しているうちに譜読み速度は上昇して
いきます。数多く譜面に接していると間違いなく
譜読みは早くなります。繰り返しと慣れです。
レパートリーを増やしてファイルにためていくと
上達間違いなし！！

習い事をはじめる場合、
本当にそのことが好きではじめる時と
仕事にしたい！ということではじめる時が
あります。仕事にしたい、と思うのには
先生になりたい、というのと演奏する人になりたい、
というのがあります。
何がいいたいか、というと・・
子供の時になりたいものは頑張って続けることです。
教えている生徒さんでも、小さい時にやっていて
大人になってからまた再開して（一旦、勉強いそがしでやめて）
教えられるようになりたいので・・と。
そういうのはなかなか難しいです。
進まなくてもいいから続けてみてください。
何かがみえてきますし、可能性もふえますよ。
休むのはかまわない、やめないことです。

音を切って弾く場合
スタッカートやスラーの切れ目など
そこで切るわけですが
ただやみくもにきっていると
ぶつぎり音楽になる場合ってのがあるのです。
音はたしかに切れているけど
音楽はきれてたらまずい状態・・
でもつなげて（スラーぽく弾く）ひくとどうも
曲が違う・・楽譜に忠実でないのでやはり
作曲者に対してうしろめたさが・・→いけないんです。
対処としてまずテンポをあげてみるとまとまって
聴こえやすいです。でも速い曲とは限らない・・
リズムの取り方に注意してみる。
ワルツなら1拍目に重さを2，3、は軽く。
4拍子なら1拍目に重さを3拍目にやや重さをあとは
軽く。拍のとり方を意識するとまとまりが
感じられるようになります。あとは手首を柔軟にした
重心の移動などを利用してひくと音は切れても
前の音を引っ掛けて次の音へ移動するような
自然さがマスターできるでしょう。

パソコンの調子が悪くて
書き込みもページを見ることもできなくて
もんもんとした日々・・
そういう時に限って
生活面でも落ち込むことが次々とまあ
湧き上がってきてくれます。
ためいきまじりでピアノの前にすわると
【宿命】のピアノソロの譜面が・・・
アンサンブルのメニューに取り入れたんだった・・
練習しなければ・・
雑念が頭からはなれない・・・
こういうときは宗教などの
いい【御講話】を聞くのが即効薬なのですが・・・
パソコンも復活したことですし・・
またレッスンへGO！

初心者が演奏する時に難しく感じる
奏法の一つがスラーの弾きかたです。
左手が分散和音の伴奏形でスラーが
かかっていて、右手はメロディーでスタッカートか
マルカートの場合。
最初、片手ずつ練習するのはみんなやるんだけど
左手に気をとられて右手もつながってしまう、または
左手が右につられて切れてしまう。
とても難しいですね。そういう場合は一音一音をとりだす
しかありません。右が放すとき左は残っているかを
チェックし気長にやるしかありません。
それができるようになったらもうピアノが弾けるよう
になったも同然です。でもピアノは怖いですよ・・・
音は切れてるのにつながって聴こえるようなことも
できなくちゃいけない・・さあ【切れててつながってる？】
クイズみたいですがこの難問またこんどお話しましょう。

ピアノを練習してるととてもお腹がすきます。
でも運動をしているわけではないので
たぶん、カロリーは消費してないような
気がするんだな〜・・
とにかく全身運動してないのに何か食べたい
という気持ち・・・
ジムにかよったりするといいのはわかっていても
（しかもまどかは大のエアロビクス好き！）
ピアノを真剣に仕事にすると通う時間がない。
夜中とかやりたくなっても子供がいると外出不可だし
ジムが閉まっちゃってる→当然！
でもここであきらめないのがまどかで・・・
ピアノライフも24h体制にこぎつけた。運動もしたい
時にやらなくっちゃ！と意欲まんまん。
そんな時TVショッピングでいいもの発見。
早速注文しました。でも人気爆発で1ケ月ほどかかるそう。
【ラテラル・○○・トレーナー】すっごく楽しみ♪

ずっと個人レッスンをうけている生徒さんは
ピアノソロが中心であまり他と合わせるなんて
しませんよね。音大に入ってそれこそ優秀な学生
はオケとあわせたりとかそういう機会もあるには
あるでしょうがなかなか一般の人は手が届きません。
一番お手軽なのは連弾です。まどかも小学生の時高学年
の人とハンガリア舞曲5番を演奏しました。
でもそれ一回だけで何回も経験することはできませんでした。
パートナーも子供の頃に自分で見つけるなんてことは
とてもたいへんですし、レベル的にも同じくらいがいいなど
一人では練習までたどりつきません。
グループレッスンを推奨しているお教室では
アンサンブルがメインなので他と合わせる難しさ・楽しさ
を学べます。これは一人で演奏する時にも必ず役にたちます。
まどかのレッスンでも合わせながらというのをやっています。
昔はそれがメトロノームだけだったんですよね。
（電子オルガンは除く）
われながらよく続いたなあと→だってバリエーションがすくなくて
つまんなくなりやすいもん・・
伴奏のソフトをうまくつかって音楽を楽しみましょう。

まどかは小さい頃、社宅に住んでいました。
その社宅はいわゆる『団地』でして、
ピアノを持ち込んでいる人は非常に少なくて
しかも弾いていい時間帯というものが設定されていて
その間だけ、音を出してもいいよ、という約束事がありました。
今みたいに『防音室』や『サイレントピアノ』や『質のいい
電子ピアノ』はない時代。夜は早く寝ていたので知らなかった
のですが朝は10時から弾いていいということでした。
休みの日は朝10時からお昼まで毎日弾いていましたし、
学校のある日は3時30分頃から夕食まで弾いていました。
時間が限定されるということはどんなに気分がのらなくても
体調がすぐれなくても、弾かなくっちゃいけないし、
逆にいうと、すごくいいことを思いついてピアノに向かいたい
時でも時間外だと音をだせない、とても効率の悪い練習だった
ように思います。まどかは高学年になると一戸建てのお家に
なったのでそういうのはなくなりましたが、やはり練習というのは
とてもやる気になった時にやることがとても重要です。
アコースティックのピアノのみにこだわる生徒さんはヤマハ
の『アビテックス』のような『防音室』をこだわらない生徒さんは
『電子ピアノ』か『サイレント付』にして24時間ピアノライフ
の実現をしましょう。きっと納得いく練習が楽しめるでしょう。

日本人ピアニストでしかも女性の方
でよくテレビにでてくる人はやっぱり
美人ですよね。ピアニストってなかなか
ダイエットが難しいとおもうんだけど
（練習でおなかがすく・いい音をだそうと
思えば太い指にパワーを必要とするから）
ビジュアル的に美人だとうけがいい・・
家族に「どうしてバイオリニストはスリムで
美人が多いのに、声楽家やピアニストはごっつい
人が多いの？」って聞かれて絶句！
→誰のことを言ってるのかは秘密にしましょう。
そういえば学生時代、教授に100Kgになりなさい
な〜んていわれたことがあったな〜。
腕が細いと音も細くなる感じはあると思います。
でもまどかのレッスンのように
電子ピアノを使った楽しむレッスンならアコースティック
のみの演奏と違ってあまり音の質を重視しません。
楽しむこと、いろんな曲を弾けるようになること、を
やるのでダイエットはもちろんOK！
美容にも気をつけましょう。
。

自分の音を聴く・・
とても当たり前のことなんですが
これができないことが多い。
自分の出している音を聴くことと歌って弾くこととは
関係があるし、そもそも【うたいなさい】というわれてしまうのは
どういう状況なんだろう。
音が違ってる・リズムが違ってる・→初心者の生徒で【うたいなさい】
というわれてしまう時
間違いない状況で【うたいなさい】というわれるのは？
これが悩みの典型
どこを【うたう】の？うたってるじゃんっていうあの気持ち。
でも【うたっていること】が聴いている人につたわらない・・
なぜ？
まどかは中学時代これが理解できなかった。
でも大学の教授にレッスンをうけるようになって【うたいかた】が
あるっていうことがわかった。これがポイントであり、ピアノが
弾けるきっかけとなった。
【こころの中でうたう時はとてもおおげさにうたう】ということ。
これがなかなか難しいけど価値はありますよ。おためしあれ。

発表会やピアノの試験を控えた1週間前ともなると
本人もさることながら指導している講師も
緊張感が増してきて、気分的にハイになっています。
曲が決まって、譜読みをし、部分練習を徹底的に行い、
解釈もバッチリ！あとはとまらずに弾ければOK！と
いうときでも、気に入らないところってでてくるんです。
でもあれ？？？
何か変・・と、思うことってありませんか？
先生が優しくなってる・・
そう、ここがポイントなんです。
特に一緒に暮らしている保護者の方は注意していただきたい
のですが本番1週間をきったら褒めごろしです。
たとえ気に入らないところや解釈の違いがあっても指摘しない
のです。これは、もう、本人がどれだけ作品にのめりこんで
自分のものにして自信をもって弾けるかということにかかわるからです
。今さら言っても間に合わないなんていうマイナスな理由ではないです。たとえ完璧でなくても楽しんで、とまらず、元気に弾くと
審査の先生・観衆は評価します。逆に、曲を研究していることはわかっても
萎縮した堂々としてない演奏は歓迎されません。
だから発表する直前は全体を見るということを本人も周りも意識し、
【絶対大丈夫】ということを言ってあげる。素敵な演奏よ。と・・
どの先生もそういう風になっていますよ。専門で音楽の経験のない
家族の方も理解していただきたいことですね。

昨日、練習のために【こもる】ということについて
書きましたが、まどかはこの【こもる】時に気をつけて
いることがあります。それは【こもっている】からといって
決して『部屋着』ではないということ。
毎日、外へ出勤している人って（まどかもそういう職業人の頃が
ありました）休みになると何も予定がないとちょっとメールBOX
にもいけないような格好を昼すぎまでしてしまうことって
あるんじゃないでしょうか・・（そうじゃない人ごめんなさい）
新聞屋さんの集金にすらドアをあけられない・・状況・・
まどかは【こもる】ときでもメークやファッションなどは
すぐ外へ、しかも、池袋や新宿へでもいけちゃうくらい
気合をいれてます。七分袖にこだわっていると前、書きましたが
そんなスーツがあればもう着倒してしまいます。
内職していてもおしゃれしている人そのものです。
元気がでますよ。

練習の途中で何かをしなきゃならない時って
そこで中断するわけで・・
やな時がありますよね。
学生の時はそんなことめったになく
本当に一人になりたい時は学校の練習室とういう
手があります。ていうか学校の練習室以外は練習する気に
なれないというのも事実で・・
本好きなまどかは本があるところは本に吸い取られるように引き寄せられる←活字中毒？
これが主婦業をこなすとなるとさあ大変！
まず朝っぱらからお昼ごはんと夕食の支度・・完成
掃除・洗濯・買い物などを最低午前11時までに終わらせ・・
この間にデリデリキッチンなど見てはいけないのだ・・（苦笑）
飲み物の準備最低4種（アールグレイ・黒豆ココア・抹茶入り緑茶・
コーヒー）をすぐつくれる状態にする。
キッチンにいかずにすぐ作れる・飲める・がポイント。
携帯や電話の子機をそばに置き、完了！
これで約6時間はこもってしまう。
ピアノじゃなくても何かやってる人ってたぶん
これに近いんじゃないかな。

絶対音感は4歳〜6歳までの耳の成長と
関係があるっていいます。
ピアノで弾いた音を続けてドレミ・・で
歌うということをやっていると
自然に絶対音感がつくといいます。
音名暗唱は大事です。
それと同時にやはり5線譜に慣れるのも大事です。
低年齢のお子様は幅広の3段くらいしかない
5線ノートに音符を書くことを遊びながらでも
しておくとだいぶ違うでしょう。
まどかはものごごろついた時にすでに聴音はやらされて
いたのでその苦労はあまりわかりませんが
耳として何の音か聴こえていても、それを書くというのは
また別の技術がいるらしいので
そのへんも平行してやってると高学年になって
ソルフェージュが必須になった時にすっと入れるみたいです。
まどかは本格的に聴音をやりはじめたのは中学からですが
簡単な聴いた音を書くというのはやっていたのでよかった
ですよ。和音もカデンツを各調で耳に焼き付ける
ことですね。頑張りましょう！

真近でグランドピアノの演奏を聴く機会がありまして
その演奏者はとても素晴らしい経歴をお持ちの先生で
ほんとありえないような演奏会だったんですけど
ホールじゃなくって練習室での演奏会でよかったです。
ホールだと反響とかとてもよく聴こえてそれはそれで
いいんですがこんな真近もまたとない経験でした。
それでわかったことがあったんです。
やはり人前で演奏することは数をこなすことはとても大切なこと
だっていうこと。いわゆる【場慣れ】です。
音がとなりにひっかかった時の処理のしかたとか
聴かせどころの主張のしかたとか聴衆の心をとらえるコツは
人前で弾く機会が多い人は巧みにというか自然にできています。
ピアニストでもリサイタルの時の録音版などはミスタッチなど
当然ありますが、そのへんのところがやっぱりできてるんですね。
そういうのを少しまねしてみるとレベルUP！ですね。
第一歩としてコンクールなどにチャレンジしてみましょう。
参加することに意義があります。