練習法49

ピアノ科の学生がいきづまる科目の一つに
【コード進行】がある。
私は音楽教室等の受講経験がなく、全く勉強していなかったため
とても苦労したといっても過言ではない。
過去形にならないほど今でもおっかない・・・
某音楽教室のグレードテストを受験するには必修でこれができないと
いくらピアノが演奏できても×である。それくらい、音楽を広く楽しもうとする人には欠かせない科目になる。
とにかく、和音の進行を暗記することが早道だろう。
基本形を考えて、それから属7の和音は5の音をはぶいて・・・など
考えていては間に合わない。
子供たちは「どみそ・しふぁそ・どみそ」
という風にうたってベースの音が自然に「ど・し・ど」になって
いることを特別意識することなく受け入れている。
これが大人からやりはじめるとやっかいで、
Cdurだとまだできるが調が変わると「何の和音かな？」と
メロディーから音を拾ってベースの流れを考え、音が重ならないように
音をはぶいたり、同じ音程で動くことがないようにする等の作業をやってしまう。これは、そういう風に考えてやるのではなく
伴奏のながれとして一定のパターンを覚えるのが望ましいですね。
これも小さい時からの訓練がものをいいます。
お母様方、忘れずに伴奏付けのレッスンもやらせてあげてくださいね。